そのには じいさんとばあさんがおったそうな。。
二人の間にゃ子供がのうて二人っきりじゃった。
毎日峠を越えてくる旅人にいろんな話を聞くのが楽しみじゃッた。
旅人: すいません、お茶を一服。
ばあ: はいはい
旅人: ここの峠は眺めがええなぁ~
ばあ: はい、お待ち。この峠は国一の見晴らしでございますよ
旅人: この茶店は古くからあるんですか?
ばあ: えぇえぇ、そりゃ わしと爺さんが一緒になってからず~っとやっとります。
旅人: そりゃ~仲がええなぁ~
ばあ: へぇへぇ おかげさまで喧嘩一つしたことがありません。
旅人: そりゃまた ご馳走様
ばあ: わしらここからどこへも行くこたありゃしません。
旅人: あぁ それが一番良い
(その夜)
ばあ: なぁ爺さん
じい: なんじゃい?
ばあ: もしな、わしが先に死んだら焼かんでくだせ
じい: なんじゃと?
ばあ: もしな、わしが先に死んだら焼かんでくだせっ
じい: 何言うんじゃ ワシのほうが先に死ぬかもしれん
ばあ: だから わしが先に逝ったらです
じい: どうしたらえぇんじゃ?
ばあ: お棺に入れて押入れの中にしもうといて下さい
じい: わかった じゃがな、ワシが先に死んだらちゃーんと焼いてくれぇ
ばあ: いや わしゃ 押入れに入れときます。
じい: そりゃどうしてじゃ?
ばあ: わしゃ お爺さんといっつも一緒ですけに。死んだ時にゃ 一緒に入れてもらいますけに焼かずに棺に入れときます。
じい: わかったわかった そうしてやる
それから一年たったある日、ばあさんはふとした流行風邪がもとで床についてしもぅた
ばあ: じいさん わしが死んだら押入れのなかじゃぞぉぉ
じい: わかった こんくれぇの事で死ぬもんか
と言うたが ばあさんはそれから二日目の朝に息をひきとってもぅた
爺さんは言われたとおり棺に入れて押入れの中にしもうといた。
その夜は いつもいるばあさんがいないので爺さんはなかなか寝付けなかった。
やっと寝付いたその時 押入れの中から声がした
ばぁ: じぃさぁ~ん おるかぇぇぇ~
ばぁ: じぃさぁ~ん おるかぇぇぇ~
じい: おるぞぉ~・・・ なんじゃっ! まさか ばあさんがっ??? そんなはずは。。;;;
それが次の日もまた次の日も 夜になると決まって押入れの中から
ばぁ: じぃさぁ~ん おるかぇぇぇ~
ばぁ: じぃさぁ~ん おるかぇぇぇ~
じい: ばぁさん;;; ワシャまだ死にとうはない;;;;
じいさんはたまりかねて峠の茶店から逃げ出した。
ところが、じいさんの後を追うように
続きはウェブで!( ̄- ̄)ゞ
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